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【高配当株投資】My Blue-Chip探し ヘルスケアセクター編

配当戦略と銘柄探し
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投資信託の積立と個別株で高配当株投資のハイブリッドで資産形成に取り組んでいます。

高配当株は基本的にバイ&ホールド、売却せずに半永久的に保有し続ける方針ですが、もしもの時のために入替候補は準備しておきます。入替候補の銘柄について、セクター毎に紹介していきます。前回の情報技術セクター編に続いて、第2回はヘルスケアセクター編です。

18銘柄で構成した高配当株ポートフォリオ「My Blue-Chips」に関する説明は、こちらの記事に書いています。

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候補銘柄のリストアップ

米国株で長期で安定して配当が出る、増配が期待できる銘柄を選んでいます。現在のポートフォリオ18銘柄のうち、ヘルスケアセクターはMRK, ABBV, PFEの3銘柄です。

1,4,7,10月2,5,8,11月3,6,9,12月
TechnologyCSCOTXNIBM
HealthcareMRKABBVPFE
FinancialUSBJPMPRU
Consumer(s)KOPGMCD
TabaccoMO, PM
CommunicationT, VZ
EnergyXOM, CVX

この3銘柄を入れ替えざるを得ない状況になった際に、入替候補となりうる銘柄をピックアップします。

候補の探し方

まずは大まかに候補をリストアップして、その中から「YoC(Yield on Cost)」、コストすなわち購入時の株価に対する配当利回りの高い銘柄に決めます。今回は「5 Year Yield on Cost」を見ます。5年前に該当銘柄を購入した場合において現在どのくらいの利回りで配当金がもらえているか、という値であり、2016年4月1日の株価に対する現在の配当利回りを見ました。

候補の絞り込み方法としては、

  • NYダウ等の指数や配当型のETF(HDVやVIG)の構成銘柄からリストアップ
  • 連続増配の実績があること。10年以上だと安心、少なくとも7〜8年は。
  • FCFM(フリーキャッシュフローマージン)が、10%〜15%以上はあること。
  • 配当利回りが、3.0%程度あること。

上記を目安とします。

ヘルスケアセクターの候補

リストアップしたのは11銘柄、そのうち前述の条件によって絞り込むと、以下の6銘柄が候補として残りました。

候補Years of Growth
(増配年数)
Yield FWD
(利回り
FCF Margin5 Year
Yield on Cost
ABBV8 Years4.79%36.81%9.06%
PFE11 Years4.30%25.05%5.19%
MRK11 Years3.37%16.68%4.84%
BMY14 Years3.11%38.60%3.02%
AMGN9 Years2.83%35.57%4.57%
JNJ58 Years2.48%26.46%3.70%

なお、データは「Seeking Alpha」を参照して調査しました。

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入替候補の決定

現在保有中の3銘柄はこの方法で選出しており、無事に上位にランクインしてくれています。保有中以外の銘柄で、高配当株ポートフォリオに組み入れても良いと思える銘柄は以下となりました。

こちらの3銘柄

配当月毎に記載します。

1, 4, 7, 10月の銘柄

このグループは、該当なしでした。

条件を満たすのは、現在保有中のMerck[MRK]のみです。

選外としましたが、候補にした11銘柄からの次点としては「Medtronic[MDT]」がありました。増配年数:42年、FCFM:19.57%、YoC5y:3.08%と、申し分ない銘柄と言えますが、現在の配当利回りは1.96%と他の銘柄と比べ見劣りする状態でした。ポートフォリオ全体の配当利回り3%以上を目指してますので、不足する印象です。

2, 5, 8, 11月の銘柄

  • Bristol-Myers Squibb[BMY]

昨年、ウォーレン・バフェット氏の購入で話題になった銘柄の一つです。

もし保有中のABBVに万が一のことがあれば、この銘柄と入替を行います。入替候補としては安心の銘柄です。というか、ABBVが優良銘柄すぎる、のかもしれません。

3, 6, 9, 12月の銘柄

  • Amgen[AMGN]
  • Johnson & Johnson[JNJ]

JNJはもはや説明不要の、連続増配年数50年を超える超優良銘柄ですね。保有している方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

AMGNは昨年NYダウに採用され話題になりました。保有中のPFEがNYダウから外れてしまったので、一瞬、わたしのポートフォリオでも入れ替えが頭をよぎりましたが、コロコロ変えるものではないと冷静さを取り戻しました。PFEに減配などのマイナス要因が発生したわけではないですし。

JNJは、ポートフォリオ構築時に最後の最後まで迷いました。一時はPFEと両方保有していたのですが、最終的にポートフォリオに採用したのはPFEでした。ポートフォリオ全体の配当利回り3%を達成するには、現時点である程度高配当な銘柄を選ぶ必要があり、JNJだとちょっと物足りなかったのです。

PFEにもしものことがあることを想像したくないですが、AMGNやJNJなら入替銘柄としては文句のつけようがありません。

入れ替えるとしたら…

ヘルスケアセクターは高配当株としては全体的にレベルが高い印象です。

ポートフォリオの構成上、保有銘柄は3銘柄に絞って運用していますが、JNJやBMYなどは追加で保有を考えたくなってしまう銘柄です。今のところポートフォリオ18銘柄の総数を増やすつもりはないですが、優良銘柄がそろっていると精神的に落ち着いていられ、安心して長期保有の運用ができます。

次回は、生活必需品セクターか金融セクターを取り上げる予定です。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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ご訪問ありがとうございます
ブログ管理人
こたろー

40代から米国株投資を始めました。
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